2010-01-01から1年間の記事一覧

フランス映画 『歓楽通り(Rue des plaisirs)』

2002年フランス制作。91分。 上海が東洋の魔都と仮定するならば、 欧州の魔都とは、パリの事だろう。 この映画でも描かれている様に フランス映画では、娼婦や娼館が数多く描かれてきた。 (勿論、小説などの文芸作品でも同様である) 本映画は相当昔の事、T…

サスペンス映画 『ストレンジャーズ/戦慄の訪問者 』

2008年アメリカ制作。85分。(原題 The Strangers) 最初から期待していなかった為にそれほどの落胆は感じなかった。 あの訪問者達は何なのか?どんな目的があるのか判らない。 制作意図も不明。この映画の評価は高いとは言えず 酷評が目立つ。映画の宣伝、…

絵画 『Jean-Jules-Antoine Lecomte de Nouy』

フランスの画家。 Jean-Jules-Antoine Lecomte de Nouy (1842-1923) 上から、 L’Esclave blanche(The White Slave-1888) 白人のかわいい奴隷女が一服をしている。 Mademoiselle de Maupin (1902) ゴーティエの「モーパン嬢」の一場面。 物語のクライマック…

懐かしい曲 ユーリズミックス『1984年のテーマ』

今回、紹介するのは1984年に発売された、 ユーリズミックス(Eurythmic)の 『1984年のテーマ』(原題はSex Crime)である。 この曲は、映画『1984年』 (ジョージ・オーウェルの同名小説の映画化)の サウンドトラックで、当時、ヒットした。 現在のロンド…

オヤジなら一人の時、つい『Beatbox』しまくりだよな?

何!一人の時は鼻歌だぁ~?? ハァ?ありえねえYO どこのカッペだYO 鼻歌なんてダセエ!いつの時代だYO どこの爺だYO どんだけ時代遅れなんだYO 21世紀だつーのに、昭和時代かYO 大正時代かYO 明治時代かYO 江戸時代かYO 安土桃山時代かYO 鼻歌なんかより『…

CM 『FUJI XEROX CM』

初めて見た時、うわぁ!面白いなと感じた。 インパクトあったな。 HUMAN BEATBOX - AFRA - FUJI XEROX CM (記事投稿時なら視聴可能) http://www.youtube.com/watch?v=qtCjiC3cEJw http://x6.atukan.com/bin/ll?082608808 アクセス解析

懐かしいCM  二酸化マンガン 過酸化マンガン 豊満乳『まる福茶』

元は、アフリカ・ガーナ民謡だと聞いているが、 どうしても、「二酸化マンガン 過酸化マンガン 豊満乳」と聞こえてしまう(><) 清水ゆみと井元由香による、踊りと歌で、 2003年に、サッポロ『まる福茶』のCMとして 放映されました。大変懐かしいCMです…

映画 『猿の惑星』の補足

以前、映画『猿の惑星』を紹介したが、 (*好きな映画06 SF映画の古典的名作『猿の惑星』参照) 映画の設定の詳細を記載したサイトを見つけた。 テイラー達の乗っていた宇宙船は、 どうやら「イカロス」という船名であり、 また機体の設定図まで載っていた…

好きな映画06 SF映画の古典的名作『猿の惑星』(1968)

もはや説明不要な程、この有名な映画を私は今まで何度見た事だろうか。 数え切れない程、私は見た・・・。 これほど有名なSFの古典的名作は無いだろう。 宇宙飛行士テーラーを演じるのはチャールトン・ヘストンであるが、 彼は何度もSF映画に出演してい…

キシベシローはサゴジョー!サゴジョー!アニメ 『それでも町は廻っている』

昨晩の事だった。何気にTVをつけていた。 俺がTVをつけるなんて最近じゃ滅多にない事だ。 さて消すかと思ったら、何かアニメみたいのが始まっていた。 どうせ、アレだ。あの目が大きいだの髪の毛がピンクだの、 そんな奴だろ!と思って消そうと思ったら、 異…

好きな映画02 『時計じかけのオレンジ』 キューブリックが描いた近未来

時計じかけのオレンジ(1971) スタンリー・キューブリック監督 この映画は何度見たことだろうか。 始めは映画館で見て、それからビデオまで買ってしまった映画だ。 最低でも今まで10回は見たように思う。 今でも好きな映画の一つである。 映画の完成度と…

絵画 『Jules Joseph Lefebvre』

フランス人画家 Jules-Joseph Lefebvre(1836-1911) 上から、 Opehlia. La Verite(1870) Japonaise(1882) Pandora(1882) Nymph. http://x6.atukan.com/bin/ll?082608808 アクセス解析

雑記 事実ハ小説ヨリ奇ナリ 『怪文書』

今回はネットで見つけた、怪文書を紹介しよう。 普段なら、こんなものは紹介等はしない。 しかし余りにも、その文書は異質、異常であり、 とても心に刻み込まれたので、ここで紹介をしたいと思う。 有名な怪文書なので、ご存知の方も多いと思う。 加茂前ゆき…

映画『ファニーゲーム U.S.A』(2007)

2001年に日本で公開された、「ファニーゲーム」を リメイクしたもの。監督はオリジナルと同じくミヒャエル・ハネケ。 オリジナルとほぼ同様の作品。原題FUNNY GAMES U.S.111分。 不快感はオリジナルと同様。楽しい気分になる映画ではない。 見る人を選ぶ映画…

読書 荒俣宏著『ファッション画の歴史―肌か衣か』

ロココ時代から1920年代のアールデコまで、 200点以上の図像を渉猟しつつ、 衣服と身体の見せ方を探る。 肉体とエロスに迫る新荒俣博物学誕生。 美麗レイアウト。235頁。 (本書紹介文より抜粋) 今回は、荒俣宏著『ファッション画の歴史―肌か衣か』を紹介す…

音楽 『DAMOEISDA (Club-Version) German Reggae & Rap』

俺は、いろんなラップをよく聴いているが、 ドイツラップを探している時、見つけた曲。 ノリがいいので、よく聴いている。 DAMOEISDA (Club-Version) German Reggae & Rap - HOT Music Video (記事投稿時なら視聴可能) http://www.youtube.com/watch?v=6dc…

フランス映画 『LOUISE (TAKE 2)』

1998年フランス制作110分。 相当昔に見た映画で、今となっては鮮明な記憶には無い。 パリを舞台にした青春群像的な映画だったと思う。 言わばドイツのChristiane F.みたいな。 下記のラップを俺は思い浮かべた。 フランスのラップは主として、移民(二世・三…

懐かしいCM 今の君はピカピカに・・・『宮崎美子 MINOLTA X-7』

1980年に放映された、ミノルタのCM。 とても懐かしい。当時、俺は15歳だったと思う。 このCMには俺には刺激的だったと記憶している。 (俺にとって、正に理想的な体型) このCMを初めて見た時は、当然、宮崎美子という 名前は知らなかったように思う。 当時…

恐竜映画と言えば、あの映画だよな! 『ジュラシック・ボーイ』

昔、TV東京で深夜にやっていた穴埋め映画の金字塔である、 『ジュラシック・ボーイ』を今回は紹介する。 つーと何か、あれか、恐竜でも出てくんのかと思うだろ? 否それが出てこないんだな。 この映画の原題は、「クリフォード」であって、 主人公の少年?…

映画 『シャーロック・ホームズ』(2009 アメリカ)

2009年のアメリカ映画、『シャーロック・ホームズ』を見た。 ホームズ役に、ロバート・ダウニー・Jr、 ワトソン役にジュード・ロウ、 アイリーン・アドラー役に、レイチェル・マクアダムス。 レイチェル・マクアダムスという美人女優を初めて知った。 小学生…

Anarchy & Violence 『G.I.S.M.』

G.I.S.M.(ギズム)は日本のハードコアパンク・バンドである。 1981年結成。ギタリストであるRANDY内田死去に伴い、 2002年2月10日に行われたライブイベント「+R」を 最後に活動を「永久凍結」(事実上解散)した。 活動スローガンに『anarchy & violence』…

役に立たないきれいなおせじ インパクトある京都のバンド『赤痢』

今回は、若い頃、散々聴いた、京都のバンドの『赤痢』を紹介。 京都というと一般的にパンクのイメージは無いが、 俺はこのバンドを知ってから、そんなイメージだけになってしまった。 イギリスはホームズを読んでいた、中学の頃は、 紳士の国だったが、ピス…

懐かしい音楽15 OLHO SECO『NADA』

最近、私が懐かしいと思った音楽を紹介する。 その音楽はブラジルのパンクバンド OLHO SECO『NADA』である。 これは昔、1987年頃新宿のパンク系のレコード屋で買った、 パンクのオムニバスLPに入っていたものである。 当時、私は様々なパンクバンドのレコ…

オヤジなら、かわいいウクレレおねえさんが大好きだよな? 『madmoizelle.tv』Ⅴ

以前、『madmoizelle.tv』をしたが、 まだ、あのかわいいウクレレのおねえさんの「Scampi」を 紹介していなかったので、紹介する。 「Scampi」は声もとてもカワイイが顔もとてもカワイイ。 フランスやベルギーなどでライブ活動をしている。 SCAMPI - ≪ I’m G…

負けた奴は養分になる 映画『麻雀放浪記』Ⅲ

映画の話に戻るが、加賀まりこ、大竹しのぶ、鹿賀丈史が 出演している。 鹿賀丈史は、「野獣死すべし」の出演でもそうなのだが、 激怒するオヤジ、ヤクザなイメージが俺には有るが、 彼の激怒の演技はワンパターンであって、優れているとは言えない。 大竹し…

負けた奴は養分になる 映画『麻雀放浪記』Ⅱ

ただギャンブル的要素と思われているもので、 一つだけ一般人が養分になりにくいものがある。 それは株だ。 確かに仕手筋、インサイダー、内部者、或いは それに準ずる者よりは一般人は養分になりやすい。 しかし、そこには宝くじの様な運的要素が皆無であり…

負けた奴は養分になる 映画『麻雀放浪記』Ⅰ

懐かしい映画である。 昔、相当昔の事。まだ私が若い頃にTVで放映 していたので、見た覚えがある。 本映画の主題歌「東京の花売り娘」をこの映画で知り、 それから好きな歌の一つとなった。 俺は決して、絶対に死ぬまでギャンブルはやらない。 やろうと思…

『林 由紀子銅版蔵書票集 「プシュケの震える翅」出版記念個展』Ⅱ

先日の7月3日から、東京・高輪台の啓祐堂ギャラリーで開かれている、 林由紀子の蔵書票の個展に7月10日に行って来ました。 都営浅草線の高輪台駅を降りて、 少し歩くと啓祐堂ギャラリーに到着します。 書肆 啓祐堂に併設されたギャラリーであり、 書肆 啓祐…

『林 由紀子銅版蔵書票集 「プシュケの震える翅」出版記念個展』Ⅰ

林 由紀子蔵書票展 「プシュケの震える翅」 蔵書票全作品集出版記念 普及版定価3800円(税別)、会期中特別価格3500円で頒布。 2010/7/3(土) ~2010/7/13(火) 午後2時~7時(水曜日休廊) 啓祐堂ギャラリー高輪インターコート1F 〒108-0074 東京都港区高輪…

男に依存し続けた女が自立を目指す女の為に服を作る『ココ・アヴァン・シャネル』

女の利益は男の不利益、男の利益は女の不利益。 2009年フランス製作110分。主演オドレイ・トトゥ。 本映画は(大人の事情で)随分提灯記事が多い。 大人の事情により本映画を褒めたり、 又は提灯記事を書くことによって、 大きなメリットを得るなら話は別だ…