SF 長山靖生著「彼らが夢見た2000年」

彼らが夢見た2000年
長山靖生
1999年12月10日発行
新潮社
B5判
175ページ

電話、自動車が登場した百年前、人々は百年後の世界を
どのように思い描いていたのだろう。
彼らが一生懸命想像した「2000年はこうなる」! 
珍案、迷案、大正解、そして夢に溢れた
ミレニアム・イラスト集。

目次
彼らの未来と我々の現在
シティ・ライフは、こうなる
夢の交通網、海へ空へ
空中生活
男と女は、いつの時代も…
未来の食卓と健康法
ミレニアム・ファッション
女性は常に新しい
週末の2000年的過ごし方
ショッピングと広告の時代
携帯も、テレビ電話も
みんながユートピアをめざした時代
(本書紹介文より抜粋)

なかなか楽しめた本だが、やっつけ仕事なのか
キャプションの間違いが気になった。

105Pの1950年代の人々が、19世紀の服装を、
変な「恰好ね」と」奇異の目で見ている。
とあるが、見ている絵には1914と書かれている。

今ではこんな未来予想図を描くような時代では
なくなってしまった気がする。

この下記サイトにはたくさんの未来予想図がある。

未来画像の世界/かつて輝いていた未来へ
未来画像の世界
https://tanken.com/mirai/