2008年3月17日第4刷発行
B6
216ページ
太田出版
資産家・ブラッドハレー家の養女になることが、
孤児院の少女たちの憧れだった。
ブラッドハーレー聖公女歌劇団で華々しく活躍する……
そんな期待に胸を膨らませた少女たちがたどり着いた先は、
暗い暗い塀の中。恐ろしく壮絶な悪夢が始まる――。
(本書紹介文より抜粋)
巷で描写がグロいとか残酷という評判があるので買って読んでみた。
たしかに描写がグロく残酷であり設定自体も捻りがある。
もしこんな設定でも今ならばネットもスマホもあるので
即日こんな欺瞞なら暴露されてしまうだろう。
ガス抜きさせ暴動や反乱を起こさせぬ為ということだが
普通なら見せしめ処刑のが即効性があり、確実だとは思う。
しかしそれならばこのような少女を生贄の設定は要らなくなる。
この作者は初めて知ったがとても画力があり、描く女は可憐で美しい。
このような女ばかりの集団なら靴に画鋲なんて入れられる
少女漫画的ないじめとかいやがらせがあるのかなと思ってしまった。
