みんなが殺人者ではなかった - 戦時下ベルリン・
ユダヤ人母子を救った人々
ミヒャエル・デーゲン著
小松はるの翻訳
小松博翻訳
365ページ
2005年12月20日初版第一刷
影書房
本書はドイツ・ベルリンでのユダヤ人母子の決死の逃亡の記録であり
この記録はまるでサスペンス映画のように緊迫し、
ドラマチックであり奇跡の連続である。
その奇跡にはこのユダヤ人母子に便宜を図り、
救ってくれたドイツ人たちの存在がある。
ドイツ人が全員が悪ではなく、そこには自分の生命を賭けてまで
救ってくれた多数のドイツ人の存在があった。
本書はとても判りやすく読みやすい。
著者のミヒャエル・デーゲンは戦後ドイツで役者として生きた。
本書はドイツでTVドラマ化された。
"Nicht alle waren Morder"
Retter kann man sich nicht aussuchen
NICHT ALLE WAREN MORDER | DI, 23.04.2019, 20:15 Uhr
(記事投稿時には視聴可能)
https://youtu.be/8GzLap05s_o?si=SFynCCM_xYjrGsrx