おすすめの本 井上ひさし著 『青葉繁れる』(1973 文藝春秋)104冊目

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この長篇は著者の精神的故郷である仙台を舞台に
妄想ばかりしていた少年時代をもつ男の思想的半自叙伝を
すべての権威を相対化してしまうパロディ意識で
つらぬいた愉快な青春小説。
(著者からの内容紹介より抜粋)

私は作家・戯曲家の井上ひさしが好きである。
井上ひさし吉里吉里人を読んでから、
たてつづけに、井上ひさしの著作を読んだものである。
何度、彼の書いた小説を読み、笑った事であろうか。
この作品は、主人公の妄想と、思春期の性への目覚めと、
女子生徒への憧れを描いたものである。