読書 九鬼紫郎著『大怪盗』(カッパ・ノベルス 1980)193冊目

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今回は九鬼紫郎著『大怪盗』(カッパ・ノベルス 1980)を紹介する。
私が中学時に読んだ本で、明治初頭の東京と横浜を
舞台にした探偵趣味の小説である。
当時まだ珍しかった、ピストルやマッチ等の小道具が良い味を出している。
この著者は「探偵小説百科」というものを出しており、私も所蔵している。
中学時には探偵物やSFに熱中したものである。