読書 室生犀星著『性に目覚める頃』(新潮文庫)53冊目

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今回は室生犀星著『性に目覚める頃』を紹介する。
この『性に目覚める頃』は文字通り、
性に目覚める思春期の少年を描いた、短編作品である。

室生犀星は、石川県金沢市生まれの詩人・小説家である。
この作品は室生の自叙伝的作品と言われている。
戦前の恋愛感がよく判る好編。
特に芝居小屋で妙齢の娘を口説く件が面白い。
私はこの作品を何度か繰り返し読んだものである。