読書 川相昌一著「硫黄島戦記」

硫黄島戦記
玉砕の島から生還した一兵士の回想
川相昌一著
2012年11月21日発行
218ページ
光人社ノンフィクション文庫

本書は硫黄島での投降後捕虜になり
米国各地の捕虜収容所を転々とした後、帰国。
通信隊所属の陸軍軍曹だが帰国して
故郷に帰ったら、本人は戦死ということにされ
21歳の嫁を未亡人のままにさせるわけには
いかず本人の弟と結婚させた。
その後、著者は再度結婚し第二の人生を歩むことになった。
巻末には解説川相昌一についてというのがあり、
バロン西や栗林中将の虚像と実像などが書いてある。