雑記 『性差について考える』1/2

「人は男(女)に生まれるのではない、男(女)になるのだ」
人は性別を選んで生まれてくることができない。
人間はそもそもは基本は女であり、決定された遺伝子が
男の場合は女から男へ分化する。

性差とは雌雄の動物の性別的な差異の事であるが、
今まで男女の性差に関し、考えてきた。
性差は身体の構造のみならず、色の選択でも如実に表れる。
男は青や黒を好み、女は赤やピンクや花柄を好むように。
しかし、このような性差は男(女)はそんな色を好んでは駄目だ
みたいな社会的な抑圧や同調圧力があるようには思える。
18世紀~19世紀の合巻装丁されたフランスのファッション雑誌に
関して言えば、それほど製本の色彩の性差が見られない。
その合巻装丁の持ち主(読者は)通常は主に妙齢のご婦人だと推測される。
それは手元にある合巻装丁されたフランスのファッション雑誌の
装丁の革に金箔押ししてある、フランス人の女性名から見ても判る。
製本を頼む場合は好みの色にすることができるが、
この時代の女性向けのフランスのファッション雑誌の合巻された
製本にはかわいい色のものがない。
私はその当時のフランス人女性ではないからわからないが、
この装丁をどう思っていたのかは不明。
この時代の古典的な手作業の製本の色彩は茶や緑がほとんどであり、
女らしい色彩がない。(もっとも女らしいと言えば赤色の製本がある)
この製本の分野ほど、男性的な色彩が蔓延る分野はないだろう。
もし現在社会の日本の女であるならば、カワイイ色彩の製本を望むはずだ。
たぶん、この製本文化は子供のものではなく、完全に成人文化なので、
そのような感覚は排除されているのだろう。
私はこの日本の2022年の観点からそう考えたわけであり、
このような考え、概念自体はそもそも外国にはないのだろう。
また、このようなフランスのファッション雑誌の合巻された製本は注文主が
妙齢のご婦人ではない可能性もある。
また、この当時のフランスの製本を注文するのはほとんど全員が男であり、
女はきわめて稀であったとは推定が出来る。
フランスの製本文化に見る、性差の研究はされてない。

 

あまり知られてない本だが、20世紀末に村田基により
フェミニズムの帝国』という小説が書かれた。

内容(「BOOK」データベースより)
「助けて」路地の奥から聞こえた叫び。
うら若き男性が三人の女にレイプされている。
会社帰りに暴行事件にまきこまれた青年いさぎは、
まるで“女のように”強い男に助けられる。
たくましい女性と結婚して楽しい家庭をきずき、
〈男の花道〉で命をまっとうしてますらお神社に
英雄として祭られるのが男の幸せ…。
徹底した女性優位社会に疑問を感じたいさぎは
その男にすすめられるままに、
メンズ・リブ運動に身を投じるが。

この小説の中で描かれる日本では女は身体を鍛えていて、
男は女にレイプされ、セクハラされ、童貞であることに
価値がある世界。

フェミニズムの帝国 (ハヤカワ文庫JA)
感想・レビュー
https://bookmeter.com/books/30363

フェミニズムの帝国』村田基早川書房
https://plaza.rakuten.co.jp/sagayama/diary/201611230001/

性役割への挑戦――『フェミニズムの帝国』
http://isidora.sakura.ne.jp/mizu/sara3.html

フェミニズムの帝国 村田基 早川書房(1988)
http://inuiyouko.web.fc2.com/sunshine/honnda/shohyou/murata.html

 

近年フランスで男女が逆転した世界を描いた短編映画が公開された。

OPPRESSED MAJORITY (Majorite Opprimee English), 
by Eleonore Pourriat

(記事投稿時には視聴可能)
https://youtu.be/V4UWxlVvT1A

Je Ne Suis Pas Un Homme Facile
Bande Annonce | Netflix France

(記事投稿時には視聴可能)
https://youtu.be/OGJFA_Tbq1s

I Am Not An Easy Man | Official Trailer [HD] | Netflix

(記事投稿時には視聴可能)
https://youtu.be/2bFHdkzqSZA

 

近年の日本はここまではいかないにして、ジャニーズの事例を見ても
判るように男はカワイイのが好まれる。
私の若い頃から、日本ではカワイイ男が好まれるように変化した。
何故、このように変化したのはそれは日本の女はこのような男を好むから。
適者生存の法則。
もし、女が好む男(女から見て魅力的な男)になれば、
多くの女と性行為を権利を獲得出来るというメリットは無視は出来ない。
また男の意識の中には女の面があり、カワイイのを好む気持ちがあり、
また変身願望もあるのは絶対に否定は出来ないだろう。
近年、男の娘という言葉が出現してきたように、
女装男子が動画配信サイトでも見ることが出来、
また男がメイクする動画も公開されている。
前にも本ブログで書いたが、日本の女は世界一カワイイし、
日本の男も世界一カワイイ。
また女装サロンも数々登場している。
昭和にはエリザベスという元祖というべき女装クラブがあったが、
今の時代、昔よりは女装という行為が認知され、
容認か否かはさておき、知名度も上がったように思う。

女装した彼氏と《ご対面②》彼女の反応は!?
Sweet crossdresser
(記事投稿時には視聴可能)
https://youtu.be/_boI5psdXO0

お友達同士で変身体験してご対面してみた!!
Sweet crossdresser
(記事投稿時には視聴可能)
https://youtu.be/vSk2YTCYfrY

リリジョ(女装)で外出して人気スィーツ買いに行ってみた!
Sweet crossdresser
(記事投稿時には視聴可能)
https://youtu.be/MtLZD1t2EsQ