5月16日 討論「三島由紀夫VS東大全共闘」14冊目

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この本はタイトル通りに、全共闘三島由紀夫が討論した内容を
網羅した本である。
当時の学生運動三島由紀夫の政治的思想を語る上で、
貴重な資料とも言える本である。
対極的な両者が、どのような討論を繰り広げたのか、
その全貌が収録されている。

三島由紀夫・東大全共闘の本質と存在理由を伝える!
もっとも非政治的な両極から、逆に政治の現状を揺さぶり、
時代と人間の変革を迫って行動する二つのラディカリズム
――妥協を捨て、収拾を思わず、
存在の基盤を賭けて闘わされた激論の全貌を再現し、討論終了後、
両者から寄せられた特別手記(70枚)を付す。
※本討論は去る5月13日、東大教養学部において、
駒場共闘゛焚祭〝委員会の主催によって行われたものであり、
週刊誌等でその部分や断片が伝えられたものの完全収録である。
(帯の宣伝文より)

1969年に新潮社から発行された。
その翌年の1970年に三島由紀夫自決。