5月26日 ビブリオマーヌ刊行 三島由紀夫 著『サーカス 』 21冊目

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今回、紹介するのは、限定本、豪華本で有名なプレス・ビブリオマーヌから
1966年に刊行された、三島由紀夫著「サーカス」である。

限定375部 並装背革帙入 280×220 武井武雄挿絵 
三島由紀夫のペンによる署名名刺付

日本において、装丁が良い本というのは、なかなか見られないが、
このプレス・ビブリオマーヌ(佐々木桔梗による装・構成)は
凝った装丁本を数々出版している。
本来装丁というものは、表紙の材質、用紙の種類、印刷方法、
版画の有無、インク、デザインなどの様々な観点から、
総合して構築するものだと私は思う。
ただの表紙のデザインだけでは装丁とは決して言えまい。