読書 貴田 庄著『西洋の書物工房』129冊目

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ロゼッタ・ストーンからモロッコ革の本まで」
文字、紙、製本、革、表紙、小口装飾、花切れ、見返し…。
書物を成立させる各部の起源と歴史を図版を多用し詳解。
パリの装飾美術学校で製本・装丁を学んだ工芸作家が
15年の歳月をかけ、「物」としての本の姿を解き明かす。
(本書紹介文より抜粋)

第1章 書物の考古学
第2章 西洋の紙「羊皮紙」
第3章 本の誕生と製本術
第4章 ケルムスコット・プレス
第5章 モロッコ革を求めて
第6章 フランスの革装本
第7章 天金と小口装飾
第8章 花切れ
第9章 マーブル紙と見返し

今回、紹介するのは、 2000年に芳賀書店より刊行された、
貴田 庄著『西洋の書物工房』である。
西洋の書物の歴史について述べられた本である。
事細かに、また判りやすく、書物の発達を説いている。