軍医戦記
―生と死のニューギニア戦
光人社NF文庫
2003/6/1
柳沢 玄一郎著
自己の命をはかない境遇にさらしながら
将兵の命を保全する―現役軍人として国家に
滅私する責務を担い、そしてまた医者として、
その重い務めを自らに課す。連合軍側が
『世界で最も頑強な戦い』と驚嘆する
ニューギニアの最前線において若き軍医は
圧倒的な力と対峙して、何を成し得たか。
感動のノンフィクション。
(本書紹介文より抜粋)
小銃を撃ち、バイクにも乗り、何でもこなす軍医の物語。
シンガポールまではまだ食料も余裕があったようだが
末期のニューギニアでは長期戦になるにつれ
飢餓、疫病が蔓延し医薬品不足に陥る。
そんな過酷な戦場を生き抜いた若き軍医の記録。
