エプタメロン
ナヴァール王妃の七日物語
マルグリ-ト ダングレ-ム (著)
平野 威馬雄 (翻訳)
1982年11月刊行
単行本
恋人ふたりを死に至らしめた公妃の恐しい淫乱とは。
臨終の床から妻を蘇らせた夫の浮気とは。
16世紀中葉フランスの一地方の王妃マルガリータが
現実の事件に基づいて描いたと言われる
香りゆかしい艶笑物語。
みだらな濡れごとから、貞潔で至福に満ちた愛が
生まれることもある。人間の情欲の奥深さ、
愚かさを知りぬいた、フランス版デカメロン。
(本書紹介文より抜粋)
本ブログで以前にも何回か紹介している、「エプタメロン」
本書は平野威馬雄の抄訳版。
名取誠一による完訳の方の「エプタメロン」(国文社/1988)の方を
薦めたい。