大石圭作品映画化 『アンダー・ユア・ベッド』

2019年制作。98分。

高良健吾が、恋した女性を監視するためベッドの
下に潜り込む主人公を演じて主演を務め、
「バイロケーション」「劇場版 零 ゼロ」
安里麻里監督のメガホンで大石圭の同名小説を映画化。
家でも学校でも誰からも必要とされることなく、
存在自体を無視されていた男。
誰からも名前すら覚えられることのないその男に
「三井くん」と名前を呼んでくれた、たった1人女性がいた。
学生時代の甘美な思い出から11年の時間が過ぎ、
男は女性との再会を夢見るが、男の目の前に現れた彼女は
別人のように変わってしまっていた。彼女に何が起こったのか。
男の純粋な思いは暴走し、彼女の自宅に潜入。ベッドの下に潜み、
息を殺して彼女の監視を始める。
タブーなどにとらわれない先鋭的な作品を送り出す
「ハイテンション・ムービー・プロジェクト」の第2弾作品。
(映画紹介文より抜粋)

卒業アルバムに写ってないのを誰も気が付かないとかは
ありえないし、色々とご都合主義が目立つが、役者の演技は良い。
映画なので当然イケメン俳優を起用しているが、ここまでさわやかさんの
イケメンがこの物語のように存在さえも認識して貰えないような
空気のような存在に果たしてなるのかというのはかなりの違和感があり、
リアリティがないように感じてしまう。大石圭著の同名の作品はまだ未読。
だから原作に忠実かは判らない。BGMがとても素晴らしく、
とてもよく本映画には合っているが、サウンドトラックは
どうやら未発売のようだ。

映画『アンダー・ユア・ベッド』予告編/7月19日(金)公開
(記事投稿時には視聴可能)
https://youtu.be/qfa_xNLf904