読書 『読むことの歴史―ヨーロッパ読書史』110冊目

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読書 『読むことの歴史―ヨーロッパ読書史』110冊目

ロジェ シャルティエ (編集), グリエルモ カヴァッロ (編集),
Roger Chartier (原著), Guglielmo Cavallo (原著), 田村 毅 (翻訳),
月村 辰雄 (翻訳), 浦 一章 (翻訳), 横山 安由美 (翻訳), 片山 英男 (翻訳),
大野 英二郎 (翻訳), 平野 隆文 (翻訳)
大修館書店より刊行。

序章
第1章 アルカイック期と古典期のギリシャ―黙読の発明
第2章 巻子本から冊子本へ―ローマ世界における読書
第3章 テクストの読解、筆写、解釈―中世前期における修道院の習慣
第4章 スコラ学時代の読書形式
第5章 中世後期の読書
第6章 ユダヤ人社会の読書―西ヨーロッパ中世における
第7章 人文主義者が読む
第8章 宗教改革と読書
第9章 読書と反宗教改革
第10章 読書と「民衆的」読者―ルネッサンスから古典主義時代まで
第11章 十八世紀末に読書革命は起こったか
第12章 十九世紀の新たな読者たち―女性、子供、労働者
第13章 読書のための読書―読書の未来

パピルス本からニューメディアまで、書物はどのように読まれたか。
アルカイック期と古典期のギリシャ宗教改革と読書、読書のための読書、
などの項目から、時代とヨーロッパの読書行為との相互関係を解き明かす。
(本書紹介文より抜粋)

今回は、『読むことの歴史―ヨーロッパ読書史』を紹介する。
文字通り、ヨーロッパ読書史を論述した本である。
識字率、読書クラブ等、本を周辺をめぐる話を
交えながら、読書の歴史を紐解いている。