古書 城左門 訳『夜のがすぱある』(1948 操書房)64冊目

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今回は、城左門(城昌幸)訳『夜のがすぱある』を紹介する。
ベルトラン・アロイジウスの「GASPARD DE LA NUIT」の翻訳である。
この本は1948年に操書房より刊行された。
大変瀟洒な作りな本である。
当時は紙不足で、凝った造本が難しい時代であった。
それにもかかわらず、良い造本にしようという心意気が見える。
装丁は操書房の代表者である、西谷操。