2005-05-07から1日間の記事一覧

ヴェルサントを飲む

私はそれほど酒を嗜む方ではないのだが、 酒はヴェルサント(アブサン=ニガヨモギの薬草酒)を飲む。

5月7日 ナバル女王著 『エプタメロン-Heptameron-』 (世界奇書異聞類聚の第4巻&5巻) 5冊目

今回は、ナバル女王 著「エプタメロン」を紹介する。 ナバル女王自身の書いた、『エプタメロン』(七日物語)Heptameron(1559)は、 ボッカチオの『デカメロン』と同じ傾向の作品で、フランス・ルネサンス文学の代表作である。 *ナバル女王とは、マルグリ…

5月6日 プルースト著『若き娘の告白』 4冊目

若き娘の告白 マルセル・プルースト/近藤光治、齋藤磯雄・訳 背コーネル四段マウント装、本文用紙和紙、 [表紙平Feder原画手彩色木版画入]、 限定500部 装釘 秋朱之介 -若き娘の告白/バルダサアル・シルヴァンドの死/ ヴィオラント/嫉妬の果て …

5月5日 B・サンドラール著『世界の果てまで連れてって!・・・』 3冊目

生田耕作の本は一冊も架蔵しておらず、格安だったので購入。 生田耕作(いくた・こうさく)(1924-1994) 仏文学者。京都大学名誉教授。 京都府生。京都大学仏文科在学中に、アンドレ・ブルトンの思想に啓示を受ける。 以後、「異端の仏文学者」としてブルト…

5月4日 古書紹介 龍膽寺雄『放浪時代』 2冊目

龍膽寺雄著『放浪時代』(改造社 新鋭文学叢書・古賀春江装丁) 昭和モダニズムの旗手として、戦前の文壇に颯爽と登場し、 消えていった、龍膽寺雄(りゅうたんじゆう)を紹介する。 21世紀初頭の今、龍膽寺雄の作品を読むことは困難である。 このタイトルの放…

5月4日 筑波昭『巣鴨若妻殺し』 読了 1冊目

ネットで買った本を読了。読んだ本は下記の通り。 筑波昭『巣鴨若妻殺し』昭和戦前の最難事件 草思社 初版1987.03.16 筑波昭の著作は何冊か文庫化もされている。 この本はまだ文庫化はされていない。 文庫化されない理由も判ったような気もする。 やはり彼の…