『映画 ウェンディ&ルーシー』

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2008年アメリカ制作。82分。
(原題 WENDY AND LUCY)

一人の若者がアラスカに向かい、旅をするという点では
映画「イントゥ・ザ・ワイルド」(Into the Wild)を思い出した。
しかし状況や背景が当然ながら余りにも違い過ぎる。
本映画はリアリズムに徹したという事なんだろうけど、
何かの希望や明るい展望みたいのが最後には欲しかった。
警備員の老人が親切で、そこは良い演出だと思った。
それくらいの演出がないと、余りにも切なく、悲惨すぎる。
本映画の鑑賞者が放り出されるような終わり方だったので、
最後はなんらかの区切りというか、無事アラスカに着きました
みたいな(ハッピーエンド?)終わり方があった方が
良いように思われてならなかった。
ウェンディの鼻歌が鑑賞後に深い余韻と共に心に残る映画でした。

Wendy and Lucy Official Trailer (HD)
(記事投稿時なら視聴可能)
http://youtu.be/pASs3rerRCY