懐かしい漫画 回転禁止の青春さ 江口寿史『ストップ!!ひばりくん!』

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これでコンプリート!未収録作も収めたひばりくん完全版
1巻の表紙にはギターを携えた、涼しげなひばりくんが描かれている。
江口寿史の「ストップ!!ひばりくん!コンプリート・エディション」が
小学館クリエイティブから全3巻で刊行されることが決定した。
1巻が7月17日に、2巻および3巻が今秋以降に発売される。
今回発売される完全版には既刊の単行本や文庫版に
未収録の作品のほか、雑誌掲載時のカラーを完全再現したページが
収められている。表紙はもちろん、江口による描き下ろしだ。
ストップ!!ひばりくん!」は江口が1981年から1983年にかけて
週刊少年ジャンプ集英社)で連載していたラブコメ作品。
美少女にしか見えない男の子、
大空ひばりを中心とするドタバタギャグで人気を博した。
(コミックナタリー2009年7月14日 20:22より抜粋)

今となっては懐かしい漫画である。
私の青春まっただなかに連載されていたものである。
青春とは恥ずかしいものである。青春とは赤面することである。
年は正確には覚えていないが、確か1982年頃辺り、
この漫画に登場する、(若者全員が被っている訳では勿論無いにしても)
パナマ帽は確実に流行っていた。
この漫画が発売された週は夏であり、パナマ帽を買った時のことを覚えている。
あの夏、原宿の竹下通り等では、このパナマ帽をどこの店でも売っていた。
確か980円~1000円だったと思う。
今だから言うが、懐かしくも恥ずかしいのだが、私も思わず買ってしまいました。
(この「思わず」というフレーズは後日北野武がTVで連呼するようになる)
買った時の服装までは完全には思い出せないが、あの頃はTシャツよりも
シャツを好んで着ていたので、プリントされたアロハシャツみたいな
DCブランド系の半そでのオシャレなシャツを着ていたと思う。
靴はコンバースか、プロケッズのバッシュで、靴下は文化屋雑貨店系の靴下か、
DCブランド系の靴下を履いていた。それにEDWIN辺りのジーンズですね。
どこにでもいる高校生でした。(勿論、当時フランスという国に興味は1%もありません)
(今では恥ずかしいことに、サングラスも夏には時々していました)

江口寿史は昔から絵が上手いと思っていた。
25年以上経過した、今でも充分通用する絵であり、とてもセンスが良い。
当時、江口寿史はオシャレで、センスが良いアンちゃんとイメージがあったように思う。
この『ストップ!!ひばりくん!』は確か4巻目で未完結で終わっているし、
江口寿史自身の大人の事情で完結しないまま休止になったと記憶している。
つまり、『ストップ!!ひばりくん!』は未だに完結はしていない。
今の時代にはそぐわないし、未完なら未完もままで良いんじゃないかなと思う。

いつも思うことだが、女と男の違いというか、手術しても誤魔化せないものは
声と尻、腰の大きさだ。これはニューハーフでも女のようにはなれない。
ニューハーフ化する上での最大の難点なのではないだろうか。
声は何とか誤魔化せても、最大の難点は腰というか尻だ。
女の尻は男に比べて、とてもデカイ。あの女の尻、腰のデカさが
女特有の美しいくびれ、美しい曲線を作り出す。
どんな女でさえも、どんな小さな女でさえも、男の尻よりは大きい。
女から見れば、どんなデカイ男であっても女の尻よりは小ぶりだ。

昔の夏は、今よりも暑くは無かったと思う。30度を超えたら猛暑であり、
公園の噴水で遊ぶ子供の映像をまじえた、ニュースになっていた。
滅多やたらには30度を超えなかったと記憶している。
今は、30度超えはむしろ当たり前ですね。

*江口寿史のお気に入りのフレーズはやはり「それだけならまだいいが」

**コーコー時代といえばYO
駅の改札付近で毎日コーコー生の俺らと
すれ違うつーオールバックの婆がいて、
そのオールバックが妙に高いの。
アレは15cmを軽く超えていたと思うんだが。(図参照)
それでさ、俺らコーコー生はYO
「来た!来た!」
「あの婆がまた来た!」
「見た?アレ見た?」
「今日も高いな~」
「何センチあるんだYO」
「すげえ!」
「高い!高すぎる!」
「今日も一段と高いな!」
とか皆言い合うんだが、俺も実際すげえ高いなって思って、
必死に笑うのをこらえていたのをまるで昨日の様に思い出します。
(あの当時、あの婆が仮に55歳だとして、もし生きていたら80歳)
あと、コーコーの時と言えば、今でも忘れられないのは、
どう見ても軽く70歳超えだと思われる婆が
黄色のミニスカートをはいているのを目撃した経験だな。