大いなる絶望 SF映画『ファイナル・アワーズ』

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2013年オーストラリア制作。86分。
(原題 THESE FINAL HOURS)

最初から正直、全く期待しないで、
見たせいか、まずまずの出来。
及第点というところか。
少女との別れのシーンは、
大林宣彦監督の映画 「転校生」
(1982)を思い出した。
(高校の頃に見た映画であのラストシーンは
強烈な印象を持っている)
オーストラリアという国は文明社会が崩壊した
世界(映画「マッドマックス」等)とか
人類滅亡の映画をよく作るし、
また舞台ともなる国(映画「渚にて」)であるが、
本映画も同様で人類滅亡までを描いた映画である。
短い尺の映画の為に、ダレる事もなく、
物語はサクサク進んでいく。綺麗にまとまっているが、
悲しい映画だと感じた。