用意周到かつ冷静 映画『ザ・テロリスト』

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2009年ドイツ・カナダ制作。85分。
(原題 Rampage)

以前、本ブログでも紹介した、
「ゴッド・ブレス・アメリカ」や「フォーリング・ダウン」を
極限までパワーアップし、超過激にした作品。
ジョン・ライドンに似た)主人公は綿密に計画を立て、
作戦を実行する。本映画の舞台はアメリカであり、
銃規制(ガン・コントロール)の緩い国であるから、
この様なストーリーの映画が成立するとも言える。
対極的には本国では世界一銃規制が厳格なので
邦画では成立しえない映画とも言える。
もし仮に制作されてもリアルティに欠けるであろう。
(本国では悪者のみ(法執行官や免許所持者等は除き)
銃を持つのであるから)
主人公は決して狂人に非ずにして、逆に狡猾かつ冷静沈着であり、
用意周到、綿密に計画を立ている。
予め紙幣を印刷し、リモコン操作を可能にした、
爆発物を積んだ車を警察署に突っ込ませ、
警察署を爆破し、警察を無力化し、またアリバイ工作をし、
疑われないようにし、また友人に犯人に仕立てる・・・。
大変インパクトがある映画で、音楽もスリリングであった。
また本映画は尺が短い為に、無駄な描写もないので、
だらける事もなく、サクサク進んでいく。

Rampage Trailer 2010 Uwe boll (RED BAND)
(記事投稿時なら視聴可能)
https://youtu.be/dKJeFZ3Dbco

Rampage - Official Trailer
(記事投稿時なら視聴可能)
https://youtu.be/RTvjjxWguNE