さて、どう逃げるのか 映画『ザ・テロリスト 合衆国陥落』

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2014年ドイツ・カナダ制作。 93分。
(原題 RAMPAGE: CAPITAL PUNISHMENT)

前作に続き、ザ・テロリストの第二作目。
本映画も前作同様、無駄な描写もなく、
だらける事もなく、サクサク進んでいく。
一作目のインパクトがありすぎて、
本映画は一作目ほどのインパクトは
感じられなかったが、今回も前回同様、
主人公は用意周到に計画を立て、
作戦を実行する。
予め爆発物を建物に仕掛け、また自分の主張を
ビデオカメラに収録し、DVDに収録し、
TV局に篭城し、自分の主張を録画したDVDを
放映させ、またインタビューを行う・・・。
警察がカメラクルーに警官を紛れ込ませるのは、
言わば常套手段なので、これはバレバレだなと思った。
さて、篭城したのはいいが、最後はどう逃げるのかと
思いつつ、見ていた・・・。
ラストシーンで小さな女の子の本を捨てさせ、
代わりに銃を渡す。その女の子が銃を
持ちながら、去っていくというシーンが
印象に焼きつく。
第三作目も制作するということであるが、
次回作はどんな展開になるか・・・。
ウーヴェ・ボル監督は、以前本ブログでも
紹介した、「ダルフール・ウォー 熱砂の虐殺」
の監督でもあるが、この「ザ・テロリスト」の
シリーズはウーヴェ・ボル監督の最高傑作だと思う。

Rampage: Capital Punishment (2014) Trailer
(記事投稿時なら視聴可能)
https://youtu.be/P9tmHgJ4Fk0