オヤジ向けのH系のマンガのリーダー的存在 『やる気まんまん』

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日刊ゲンダイに連載された横山まさみちさんの漫画
「やる気まんまん」の原稿が盗まれた事件で、
原友美容疑者(26)=窃盗と建造物侵入の疑いで逮捕=が
古書店に転売した約800枚のうち、約80枚は回収されたが、
大半は愛好家などに売られ、行方が分からなくなっていることが15日、
警視庁練馬署の調べで分かった。
横山さんの長男(50)が経営する「横山プロダクション」
(東京都練馬区)は「いまだに信じられない。なんとか返してほしい…」と訴えている。
同署によると、原容疑者は平成19年ごろ、横山プロダクションが入っている
建物の一部に間借りしていた。
昨年秋ごろ、「神保町の古書店で原稿が売られていた」とプロダクションに
連絡があり、被害が発覚。盗まれた原稿は事務所の書庫に置いてあり、
書庫には暗証番号式のかぎが掛けられていたという。
プロダクションの女性従業員によると、「最近はめったに開けたことがなかった」といい、
同署は原容疑者がどうやってかぎの暗証番号を知ったかなどを調べている。
盗まれたのは約800枚と大量で連載約200日分に当たるといい、
「横山さんは原作を自分流に変えていたので、苦心しながら描いていた」(プロダクション)という。
同署によると、原容疑者は800枚をわずか数万円で転売。
同署の調べに「酒代が欲しかった」などと供述しているといい、
プロダクションは「今さら言っても原稿は返ってこないが、何とか罪を償って」と言葉少なに語った。
(産経ニュース2009.4.15 13:21)

「やる気まんまん」は(横山まさみち画、牛次郎原作)
成人向けというか、完全にオヤジ向けのH系のマンガのリーダー的存在である。
生殖活動に必要な、人体のある部分が擬人化されたものである。
男はオットセイで、女は貝系。
ある年齢以上の男なら、誰でも知っていると思う。
こんなマンガは世界に冠たるマンガ大国の我が国、独自のものだろう。
世界には、こんなマンガはないように思う。
外国は基本的に(フランスのバンドデシネを除けば)子供のものだから。
まさか私がこのマンガを語る時代がくるとは思わなかった。
つーか、そういう年になるとは思わなかった。
こういうマンガはオヤジしか似合わない。
オヤジも色々あるが、(梅とかじゃなく)仁丹臭いオヤジというか、
楊枝大好き、シーハー大好き、小指の爪だけ伸ばすの大好きみたいな、
髪型は7.3で整髪料べったりみたいな、革靴は金属のワンポイント入りみたいな、
靴下は(オヤジの王道)究極に薄い靴下でバッチグーみたいな、
そんな本格派のオヤジにこそ似合うマンガである。

こういったオヤジ像は、私が十代二十代の頃に刷り込まれたものだ。
今の年齢で言えば、そうだな。60代後半~70代の年齢で、私の父の年齢になるかな。
オヤジと言えば、演歌だが、まだ私は演歌を聞いていない。
いつ聴くようになっていくのか、いつ演歌を聴きたくてたまらなくなるのか、と
思っていたが、私の音楽の嗜好に特別の変化は無い。
オヤジが何故、演歌を聴くのかは、それが若い時に聴きなれた音楽で、
それを年をとってからも延々と聴き続ける為だ。
私の若い時の音楽嗜好が今でも続いており、このまま、ラップ、テクノ、コア・・・などを
このまま老人になったとしても聴き続けていくんじゃないかと思う。
ゲームもいまだに好きだ。このまま老人になっても、依然として、ゲームをしていくだろう。
(老人になった経験はまだ無いので、今の時点では明確ではないが)