女ガ女ノ情念ヲ描ク 日本画家『松井冬子』

イメージ 1

イメージ 2

2008年4月20日にNHK教育で放映された、
ETV特集 「痛みが美に変わる時~画家・松井冬子の世界~」を見た。
松井冬子は、やはり美しかった。
彼女の描く日本画も美しいが、彼女も美しい。
彼女そのものの存在こそは芸術である。
松井冬子の存在は以前から気になっていた。
彼女の個性的な画風は、見る者を圧倒する。
彼女の美しさも、また圧倒されるばかりだ。
松井冬子はいつも女を誇示する様な服装している。
誇示というよりも、女女していて、誠に女らしいカッコである。
女が女であることを誇りにし、それを意識した服装をしているのが一番良い。
女しか出来ない服装もあるし、また今しか出来ない服装もあるはずだ。
女として生まれたからには、それを充分に活用していくのが
最適な生き方だと男の私は常に思う。
女らしさを捨てた女は、男から見て、魅力に乏しい。
女はいつでも女でいて欲しい。(男には女の代役は決して出来ない)
そう言えば、以前、相当昔の事だが、私の友人がこの様な事を言った。
「おっぱいの触感、あのプニュプニュとした感触は
おっぱいしかない。どんなものでも代用できない」

会田誠の作品「犬」「切腹女子高生」もインパクトがあったが、
松井冬子の作品もインパクトがある。
彼女の絵はとても上手い。あれほどの写実性には驚嘆するしかない。
彼女が美人画家であるが故の話題性も有るのだろうが、
それだけではなく、彼女の作品自体も誇張無しにとても良い。
日本画特有の淡い色彩が彼女の画風にとても合う。
彼女の画風は(良い意味で)とても個性的である。