印象深い映画39『太平洋の地獄』(1968 アメリカ)

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太平洋戦争末期、南太平洋カロリン諸島の小島に
アメリカ海軍少佐が救命ボートで漂着した。
島には日本海軍大尉がたった一人いただけだった。
言葉の通じない二人には敵対心だけが沸き上がり
捕虜に捕ったり捕らえられたりの日々が続くが次第に
虚しさがつのり友情が芽生える。
二人は協力してイカダを作り島を脱出する。
(映画紹介文より抜粋)

今回は『太平洋の地獄』(Hell in the Pacific 1968年・アメリカ)を紹介する。
今となっては放映されることは無い映画であるが、
相当昔にTVで放映され、印象に残った映画の一つである。
監督はジョン・ブアマン。主演は三船敏郎リー・マーヴィン
お互い敵同士なので、当初は互いに憎しみ合うが、
こんな小さな孤島でいがみあっても虚しい事に気づき、
互いに言葉は殆ど通じないが身振り手振りで意思疎通をし、
二人で協力し、筏を作り、孤島を脱出する・・・。
映画のラストは爆弾の爆発で終わってしまうのが、
消化不良になってしまっている。
しかし、なかなかの佳作だと思う。
今となっては古い映画ではあるが、明らかに良作なので、
是非TV放映して欲しい映画である。