原題「Texas Chainsaw Massacre」（1974 アメリカ）を紹介する。
監督はトビー・フーパー。
この映画も私にとって、大好きな映画の一つとなっている。
広大なアメリカならではの映画であると思う。
視聴する者を最大限に不快に、不安にさせることに大成功した映画である。
観客は映画の展開に不可解を覚えると共に不条理を感じるだろう。
映画の序盤から奇妙だ。
旅行者の若者達はヒッチハイカーを拾うが、そのヒッチハイカーの言動の
奇妙なズレ、奇妙な振る舞いは、これから起こる出来事の序章に過ぎない。
金がかかっていない低予算の映画であるが、映画として成功している。
近年、リメイクされたが、やはりオリジナルを超える事は出来なかった。
本作品は、ホラー映画史上の金字塔とも言える映画である。
*あの奇妙な肉屋一家は素人の役者なのだろうか。
素はどんな感じなのだろうか。見てみたいものだ。
どこにでもいそうな田舎のアンちゃんとオヤジなんだろう。
どこにでもいそうな感じが一層リアリティを出している。
