映画「オーファン ファースト・キル」

合法ロリ婆映画

2022年アメリカ製作。99分
(原題:Orphan: First Kill)

孤児院から養子として、ある一家に迎え入れられた
少女エスターが巻き起こす恐怖を描いたホラー
エスター」のシリーズ第2弾。
エスターが孤児院に入る前の前日譚が描かれる。
裕福な一家、オルブライト家の一人娘で6歳のエスターが
行方不明になってから4年の月日が流れた。
ある日、エスターが見つかったという朗報が警察から
届けられる。父、母、兄は数年振りの再会という奇跡に
この上ない喜びを感じ、10歳に成長したエスターを
迎え入れる。再び4人そろって幸せな生活を送ることが
できる。家族の誰もがそう思っていたが、
4年ぶりに戻ってきたエスターは何かが変わってしまっていた。
2009年製作の前作では当時12歳で同年代のエスターを
演じたイザベル・ファーマンが、
25歳で少女エスター役を再び演じるほか、
ジュリア・スタイルズ、ロッシフ・サザーランド、
マシュー・アーロン・フィンラン、ヒロ・カナガワらが
脇を固める。監督は「ザ・ボーイ 残虐人形遊戯」の
ウィリアム・ブレント・ベル。
(本映画紹介文より抜粋)

小人症で身体は10歳程度だが、実際の年齢は31歳で
病的な癇癪持ちで子供の外見を狡猾に利用する詐欺師&
殺人者。外見が子供だから人は警戒もせず油断し
親切にしようとする、そんな人間の心理を巧みに利用する。
実際は31歳なのでかなりの人生経験を積んでいる。
つまり判りにくい例えだが、馳星周の小説に出てくる
狡猾な犯罪者であり、サイコパスで人を騙し、
息を吐くように嘘を言い、人を陥れ、殺すことには
何の躊躇も良心の呵責さえもない。

数年前に行方不明になった子供として、その行方不明の
子供になりすまし、アメリカ人の家庭へ潜り込む。
今回の、このエスターの敵もなりすましの家のママであり、
ママとパパが乳繰り合いしている場面を場を目撃していまい、
エスターは女の嫉妬からママの高価な赤のドレスを破く。
エスターが実年齢が31歳なので当然キスも性交渉なども
体験済と思われる。
パパとママが出かけた後、まだ若者の兄貴がエスターの
面倒を見ることになるが、エスターから見れば、
子供のお遊戯みたいな乱痴気騒ぎにしか見えない。
エスターを怪しんだ警官をエスターが殺そうとした時、
ママが警官の銃で警官を射殺、ママとエスターは
お互いの利益のために手を結ぶことになる。
ママは兄貴にエスターの真実告げ、兄貴はエスターを脅す。
エスターの真実をまだ知らないパパはエスターを溺愛するが、
ママはエスターに、パパは私のものでお前には渡さない、
今からパパと性交渉をするということを言う。
それからパパという一人の男を奪い合う女同士の戦いになる。
エスターは自分が可愛がっていたネズミが死んでいるのを発見する。
翌朝、エスターが執拗に不自然にママの自作のスムージーを勧める。
ママは飲みたくなさそうに、一口だけ口をつける。
やはりそのスムージーは死んだネズミの死体が入っていた。
パパが電車で出かけるとき、ブラットホームにいるママと兄貴を
エスターが突き落とそうとしたが、未遂に終わる。
その帰り、協定が終了し、駅でママが、エスターを殺そうとするが、
エスターは駅から車に乗り、そのまま逃亡する。
エスターは車の中で音楽をかけ、口紅を塗り、サングラスをかけ、
タバコを吸う。パトカーに捕まり、家に連れ戻される。
再度、ママと兄貴がエスターを殺そうとし、兄貴はエスターが殺される。
実の息子を殺されたと知ったママとエスターとの女の戦いが開始される。
死闘の末、屋敷が火事になり、そこへパパが帰宅、エスターとママが
屋敷の屋根から落ちそうになり、パパはエスターだけは助けることに
成功する、ママは落ちる寸前、この子はエスターじゃないことをパパに
言う。パパがエスターを抱きしめている時、エスターの口から
子供の歯に偽造した入れ歯が外れる。それを見て、パパがモンスターと
叫ぶ。パパは屋根から落下して死亡。これでエスターは孤児になり、
養子縁組を探すことになった。
見始めるまでは果たしてどんな映画なのかと思ったが、
ちゃんと前日譚として完成されている。なかなか良い出来栄えの
映画に思える。

エスター』(2009)の前日譚映画
『Orphan: First Kill』US予告編
(記事投稿時には視聴可能)
https://youtu.be/KgMT-yozz_g