身体は子供並、頭脳は成人 映画『エスター』

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2009年アメリカ制作。123分。(原題Orphan)
正直、胸がムカムカする物語である。
エスターは狡猾で陰険で極悪非道、良心の欠片もない。
小悪魔どころか悪魔を通り越して大悪魔だ。
子供だと思い込ませ油断させる。
楳図かずおの「洗礼」を思い出した。
エスターが来る前は幸せな家族だった。
過去を探ろうとするシスターを撲殺。
いじめっ子を突き飛ばし骨折させる。
夫を味方にして、妻を孤立させる。
万力で自分の腕を故意に骨折させ、
妻に腕を折られたことにする。
兄、妹を脅迫し、口止めする。
兄を閉じ込め、焼死させようとし、
兄がかろうじて、脱出すると、
気絶している兄を今度は石で撲殺しようとする。
ICUに入っている兄に自分の事を
ばらされる事を恐れ、今度は兄を枕で押さえつけて
窒息死させようとする。
大事にしていた薔薇を全部切り取り、母にプレゼント。
映画とは言え、夫が鈍感過ぎ、馬鹿過ぎて、イラついてしまう。
恐るべし、まさか歯まで偽装していたとは。
歯は年齢差が顕著に出やすい。
子供の歯と大人の歯では余りにも違う。
それに胸のふくらみを隠す為に、さらしを巻いていたとは。
歯と同様、女の胸も年齢差が出やすい。
道理で風呂場を見られたく無かった訳だ。
エスターを演じるIsabelle Fuhrmanの演技がすごい。

Orphan - Trailer HD
(記事投稿時なら視聴可能)
http://youtu.be/2ywOPNNii9w