読書「時の娘 ロマンティック時間SF傑作選」

創元SF文庫
358P
2009年10月刊行

時という、越えることのできない絶対的な壁。
これに挑むことを夢見てタイム・トラヴェルという
イデアが現れて一世紀以上が過ぎた。
時間SFはことのほかロマンスと相性がよく傑作秀作が
数多く生まれている。
本集にはこのジャンルの定番作家といえる
フィニイ、ヤングらの心温まる恋の物語から
作品の仕掛けに技巧を凝らした傑作まで名手たち
の9編を収録。本邦初訳作3編を含む。

ウィリアム・M・リー「チャリティのことづて」
デーモン・ナイト「むかしをいまに」
ジャック・フィニイ「台詞指導」
ウィルマー・H・シラス「かえりみれば」
バート・K・ファイラー「時のいたみ」
ロバート・F・ヤング「時が新しかったころ」
チャールズ・L・ハーネス「時の娘」
C・L・ムーア「出会いのとき巡りきて」
ロバート・M・グリーン・ジュニア「インキーに詫びる」
(本書紹介文より抜粋)

時間もののSFが子供の頃から大好きな私は本書を見て
どうも私には合わないとは思っていた。
いくら時間もののSFが大好きでもその全てが好きな訳じゃない。
そして時が経過し、一応は読んでみたがやはり合わない。
「チャリティのことづて」あとは「台詞指導」くらいかな。
ロバート・F・ヤングは熱心な読者がいて評価が高いようだが
私には合わない。