SF マシスン著『ある日どこかで』(創元推理文庫)168冊目

イメージ 1

脳腫瘍であと半年足らずの命と診断された脚本家リチャードは、
旅の途中、サンディエゴのホテル・デル・コロナードでひとりの女性を目にする。
女優エリーズ・マッケナ。1896年の色あせたポートレイトからほほえみかける彼女に
会おうと、彼は時間旅行を試みるが…
時を隔てた恋の行方は?映画化され熱狂的な人気を博する傑作ファンタジイ。
世界幻想文学大賞受賞作。
(本書紹介文より抜粋)

今回はリチャード・マシスン著 尾之上 浩司訳 『ある日どこかで
(2002 創元推理文庫)を紹介する。
この作品は「スーパーマン」で有名なクリストファー・リーブ主演で映画化もされた。
フィニイの「ふりだしに戻る」を彷彿させる時を越えたラブ・ロマンスである。
長い間、読む事が出来なかった作品であり、読む事が出来た時の興奮は
今でも忘れられない。好きな作品の一つである。