2011年フランス制作。125分。
(原題:L'Apollonide: Souvenirs de la maison close)
20世紀初頭パリの娼館で生きる女性たち姿を
華麗な映像美で描き、2011年・第64回カンヌ
国際映画祭コンペティション部門にも出品されたドラマ。
20世紀初頭の華やぐパリ。ひときわきらびやかに
輝く高級娼館「アポロニド」の裏側には、
女たちの人知れない孤独や苦悩が渦巻いていた。
娼館一の美人だったマドレーヌは男にだまされて顔に
傷を負い、常連客に本気でほれ込んだジュリーは
いつか外に連れ出されることを夢見ている。
しかし、娼館と女たちを取り巻く状況は次第に変化していき、
アポロニドは閉館を余儀なくされてしまう。
(映画紹介文より抜粋)
Iliana Zabethという女優をこの映画で初めて知った。
決して有名女優というわけでもないようだが、
この手の顔つきはとても好み。
映画紹介文にあるように20世紀初頭パリの娼館の
日常生活を描いた群集劇ではあるが、
起承転結がしっかりあるとかメリハリがある映画ではない
ので、こんな世界があったのだなと理解出来ただけで
良いだろう。日本にもこのような業界の世界を描いた
日本映画作品があるが、高評価作品は知らない。
そもそもこのような映画はアクション映画でもないし、
怪物を退治するとかどこかに逃げるとかの映画でもないので
本映画にあるようにダラダラとしてしまう。
同じ娼館を描いた2002年のフランス映画「歓楽通り
(RUE DES PLAISIRS)」のが映画としては良く出来ている。
『メゾン ある娼館の記憶』予告編
(記事投稿時には視聴可能)
https://youtu.be/ZIpCC6_zCRQ
Apollonide - Souvenirs
de la maison close - trailer
(記事投稿時には視聴可能)
https://youtu.be/MrO_W34lbXk