ソ連ラーゲルに於けるおどるべき女囚の性態 （本書帯宣伝文より抜粋） 今回、紹介するのは、安芸 順著 『女囚の谷間』である。 小壷天書房より1959年に刊行された。 内容は帯に有る様に、旧ソ連の収容所における、 女囚と日本兵との性的交流を描いた本である…

今回は 『バタフライ・エフェクト』を紹介する。 この題名は、 「一匹の蝶の羽ばたきが、地球の反対側で竜巻を起こす」という、 初期条件のわずかな違いが将来の結果に大きな差を 生み出すという理論をあらわしている。 大変脚本がこなれている。 また役者も…

大都会で疎外された母と息子の哀しい最後。 本書は平成八年四月に池袋で餓死した、 母子のうち、母が書き残した覚え書きを、 全文収録しました。 （本書紹介文より） 1996年に池袋で餓死した老婆とその息子。 その老婆が書き残した手記である。 読むと大変悲…