エロチカ 安芸 順著 『女囚の谷間』(1959)79冊目

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ソ連ラーゲルに於けるおどるべき女囚の性態
(本書帯宣伝文より抜粋)

今回、紹介するのは、安芸 順著 『女囚の谷間』である。
小壷天書房より1959年に刊行された。
内容は帯に有る様に、旧ソ連の収容所における、
女囚と日本兵との性的交流を描いた本である。

昭和34年と言えば、まだソ連に抑留された経験を持つ人々が存命であり、
国民にもまだまだ記憶としては新しい事で有った。
その為、この様な告白形式をとったエロチックな小説が沢山書かれたのである。