2008年イタリア制作。110分。
(原題 LA SICILIANA RIBELLE)
(原題 LA SICILIANA RIBELLE)
私が初めて覚えたイタリア語は確か「vendetta」
と記憶している。イタリア語で「復讐」の意味である。
それを何故知ったのかは、江戸川乱歩の
「白髪鬼」の元ネタが黒岩涙香の翻案小説
「白髪鬼」であり、又、その元ネタがマリー・コレリ
(Marie Corelli)著、「ヴェンデッタ」
Vendetta!; or, The Story of One Forgotten (1886)
と知った時で、確か中学の頃だったと思う。
(マリー・コレリの「ヴェンデッタ」の舞台はイタリアである)
と記憶している。イタリア語で「復讐」の意味である。
それを何故知ったのかは、江戸川乱歩の
「白髪鬼」の元ネタが黒岩涙香の翻案小説
「白髪鬼」であり、又、その元ネタがマリー・コレリ
(Marie Corelli)著、「ヴェンデッタ」
Vendetta!; or, The Story of One Forgotten (1886)
と知った時で、確か中学の頃だったと思う。
(マリー・コレリの「ヴェンデッタ」の舞台はイタリアである)
二つの「白髪鬼」―涙香と乱歩の翻案
*堀 啓子 (2008年11月 秋季研究発表会)
(記事投稿時なら閲覧可能)
http://www.shuppan.jp/shukihappyo/187-12320091.html
*堀 啓子 (2008年11月 秋季研究発表会)
(記事投稿時なら閲覧可能)
http://www.shuppan.jp/shukihappyo/187-12320091.html
本映画は上記の辞書の意味そのままの復讐劇であり、
実話を元に構成されたものである。
そこには同じ復讐劇の映画である、「レオン Leon (1994)」
や「コロンビアーナ Colombiana (2011)」の様な絵空事では
決して無く、事実を元にしているので、
最後は陰惨なる物語の終焉を迎える。
そこには17歳の少女の主人公リタ・アトリアの葛藤がある。
実話を元に構成されたものである。
そこには同じ復讐劇の映画である、「レオン Leon (1994)」
や「コロンビアーナ Colombiana (2011)」の様な絵空事では
決して無く、事実を元にしているので、
最後は陰惨なる物語の終焉を迎える。
そこには17歳の少女の主人公リタ・アトリアの葛藤がある。
私にはとても辛い映画であった。
実話を元にして映画化した監督、それに制作に関わった人々、
それに、身内、親戚を告発し、自ら死を選んだ、
リタ・アトリアに(哀悼の意を表し)最大の賛辞を送ります。
実話を元にして映画化した監督、それに制作に関わった人々、
それに、身内、親戚を告発し、自ら死を選んだ、
リタ・アトリアに(哀悼の意を表し)最大の賛辞を送ります。
*堀 啓子なる人物の
「日本ミステリー小説史 - 黒岩涙香から松本清張へ」
入門書と言えば、新書と言えば、まあ、しょうがないと
思うかも知れないが、今さら「地球は丸い」だの、
「車輪」を発明したとか言っているようなもので、
(堀 啓子は、私よりも若輩なる人物ではあるが)
そんなことは先人である、伊藤秀雄 柳田泉、中島河太郎、
九鬼紫郎などが既に散々書いていることである。
私が中学の頃に知ったことを、文部科学省・科学研究費補助金
という、公費(税金)で今頃、この人物は人生の半ばも過ぎた
中年にもなってから書くべきことだろうか・・・。
そんなものは明治文学黎明期(江戸期等も含有)や
明治の探偵小説マニア、江戸川乱歩や黒岩涙香マニアなら、
暗記するほど、何時間も講演や講義出来るほど、
既に熟知しているものであり、いまさら、何故、書くんだろうか。
(何か大人の事情でも有るんだろう)
そんな著作を出した出版社にも、問題は有ると思わざるを得ない。
文学や探偵物に疎い、小学高学年向けや中学生向けには
もしかしたら良い著作かも知れない。それは否定しない。
(しかし、それには前提条件が有り、1970年以前なら
ともかく、もう21世紀になってから、いまさら出すもの
ではないことは確かである)
なお、上記の書は当然ながら未読、どうせ書いてある事は
熟知した事柄だけであろうし、既に暗記する程、
熟知し尽している事を、人生という、有限な貴重な時間を
使って読もうとなんていう気はさらさらない。
(既に知り尽くしている事を読むほど、人生という
時間は長くはない)
「日本ミステリー小説史 - 黒岩涙香から松本清張へ」
(中公新書)という著作をアマゾンで見、そのカスタマーレビュー
(或いはネットでの評価)を見るとひどいに尽きる。入門書と言えば、新書と言えば、まあ、しょうがないと
思うかも知れないが、今さら「地球は丸い」だの、
「車輪」を発明したとか言っているようなもので、
(堀 啓子は、私よりも若輩なる人物ではあるが)
そんなことは先人である、伊藤秀雄 柳田泉、中島河太郎、
九鬼紫郎などが既に散々書いていることである。
私が中学の頃に知ったことを、文部科学省・科学研究費補助金
という、公費(税金)で今頃、この人物は人生の半ばも過ぎた
中年にもなってから書くべきことだろうか・・・。
そんなものは明治文学黎明期(江戸期等も含有)や
明治の探偵小説マニア、江戸川乱歩や黒岩涙香マニアなら、
暗記するほど、何時間も講演や講義出来るほど、
既に熟知しているものであり、いまさら、何故、書くんだろうか。
(何か大人の事情でも有るんだろう)
そんな著作を出した出版社にも、問題は有ると思わざるを得ない。
文学や探偵物に疎い、小学高学年向けや中学生向けには
もしかしたら良い著作かも知れない。それは否定しない。
(しかし、それには前提条件が有り、1970年以前なら
ともかく、もう21世紀になってから、いまさら出すもの
ではないことは確かである)
なお、上記の書は当然ながら未読、どうせ書いてある事は
熟知した事柄だけであろうし、既に暗記する程、
熟知し尽している事を、人生という、有限な貴重な時間を
使って読もうとなんていう気はさらさらない。
(既に知り尽くしている事を読むほど、人生という
時間は長くはない)