映画 『ロシアン・ルーレット(2010)』

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2010年アメリカ制作。97分。(原題13)
正直、全く期待せずに見た。
とても酷い、悪いとまではいかないにしても、
決して良いとまでは言えない。
リメイクだそうだが、オリジナルは未見。
オリジナルより後に制作するのだから、
オリジナルを超えて当然に出来になるはずだが、
全部と言っても良いほどオリジナルを超えられない作品ばかり。
本映画はオリジナルを見ていないので、この件に関しては何も言えない。
しかし、この様な話は正直30分もあれば終わるような話で
特別複雑な物語でもない。
しかし30分では映画にならないので、余計なものを付け加えたせいで
間延びしていて、テンポが悪く観客は退屈さえ覚えてしまう。
ジェイソン・ステイサムはなんか仕事を選ばないんだなと思ってしまった。
主人公は金を駅のゴミ箱に隠すが、このアンちゃんは映画「ゲッターウェイ」を
見てないんだなと思ってしまった。ゴミ箱なら採集されるのが判りそうなもんだが。
まあ、この辺のヒヤヒヤは映画の定番なんだろうな。
まさか最後に撃たれるとは思わなかったし、その後が気になる。
彼の家に小包ですと郵便局員が配達してくるシーンで終わりの方が
観客としても、安心して、スッキリと出来るし、良いんじゃないかと思った。
あの小包は無事に家族の元に届けられ、入院費も払う事が出来たのだろうかという
モヤモヤ感だけが残ってしまった。