SF 『闇よ落ちるなかれ』(1939)43冊目

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アメリカの若き考古学者マーティン・パッドウェイは、
稲妻に打たれた瞬間、20世紀のローマから
西暦535年の古代ローマにタイム・スリップしてしまった!
そこは生きるに難しい時代だった。
精神的不安に由来する各宗派間の陰惨な対立抗争、
織烈化の一途をたどる領土紛争、
帝国崩壊後の口ーマは、まさに西洋古典文明の
黄昏を迎えつつあったのである。
この暗澹たる暗黒時代の到来を食いとめんと、
かくてパッドウェイの獅子奮迅の活躍が始った!
彼は歴史のコースを変えるべく必死に生きた
――闇よ落ちるなかれと願いつつ……。
歴史SFの巨匠ディ・キャンプの古典的名作!
(裏表紙レヴュー抜粋)

今回、紹介するのは、
リヨン・スプレイグ・ディ・キャンプ著
『闇よ落ちるなかれ 』-Lest Darkness Fall-(1939)である。

私は昔からSF好きであった。
この本を読んだのは中学生の時で
今まで2~3回は読んだ事であろうか。
暗黒の中世が訪れる事を阻止すべく、
考古学者が奮闘するという内容であり、
ワクワクして読んだものである。
自分だったら、どう行動するのかを考え、
私は小説を読んだり、映画を見る事が多い。

1977年8月にハヤカワ文庫より刊行。