頼みは一台の携帯電話だけ 携帯電話は命綱 映画『リミット』

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2010年アメリカ制作。95分。(原題buried)
携帯が一般化された現在、電話を小道具をして使った映画は
数多く作られてきた、セルラー、フォンブース、本映画も電話が
命綱の映画である。評価はなかなか面白い。佳作だと思う。
最後にどんでん返しとかあるのかなとも考えてしまった。
本当はイラクとかではなく、アメリカとかに埋められているとか。
いつでも監視出来るように、屋内の倉庫とかスタジオとかプールとか
実験室みたいなところに埋められているとか・・・。
だって木箱というか棺桶が埋まるほどの大きさなら充分どこでも
成立する訳だし。軍とか宇宙飛行士とかの耐性試験みたいな実験で、
埋められているが、記憶が操作されて、本来の自分の状況や
身分が判らなくなっているとか、色んな事を考えながら見ていた。
それとは違った意味で最後は意表を突かれた訳だが、
こんな悲しい結末ではなく、ハッピーエンド的な結末でも
良かったんじゃないかなと思う。
というか、なんか自分の真上を今、掘っている割には、掘っている音が
聴こえてこないとかの違和感は正直有って、まさか・・・と思っていた。
(真っ暗な時間が映画中長すぎて、DVDプレイヤーが壊れたのかと思ってしまった)
あんな事なら、何も必死こいて指を切断することも無かったのに、損だな。
テロリストの話す中東訛の英語はとてもリアリティがあったし、
認知症の母親に電話するシーンは悲しい。
蛇の出現は文字通り蛇足に感じた、無くても充分映画としては成立出来ている。
しかし、相変わらず邦題はもっと考えて欲しい。
小学生や中学生向けの英語辞書に載っている言葉だけしか使っては
駄目みたいな縛りとかルールでもあるのかね。

Buried (2010) - Best Trailer
(記事投稿時には視聴可能)
http://youtu.be/84CBBjlu-kk