良く出来たSF映画 『月に囚われた男』

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2009年イギリス制作。(原題Moon)
まずタイトルが良い。原題だけだと余りにも味気ない。
あの「サイレントランニング」を彷彿させる映画だ。
悲しいというか、残酷な物語だ。
大変良く出来た映画で、練りに練って構成されたものだ。
映画としてはとても良い出来だと思う。
伏線が多数あり、その伏線の張り方が上手く、
これは何かあると思う所が多々あって、ひきつけられた。
(サムが岡村隆に見えて仕方が無かった)

映画の中で音楽がかかるシーンがあるが、
私には聞き覚えがある、その音楽がこれ。

Katrina & The Waves - Walking On Sunshine
(記事投稿時なら視聴可能)
http://youtu.be/iPUmE-tne5U

明るい曲であり、私が聞いたのは1985年頃だったと思うが、
この曲が発表されたのは、もっと前。

しかし、あのロボットはいい奴だ、まるで人間みたいだ。
今後あの様なロボットを人は開発出来る気が全くしない。
気になった事は月で音が聞こえる事だけであった。
まあ、音が聞こえないと観客に伝わりにくいという事もあって
わざと音を入れているんだろうなと思うが、そこはリアリティを
追求して欲しかった様に思うが、映画への評価は不変、
音が有ろうが無かろうが、本映画は良く出来ていて、完成度が高い。
(また本映画の音楽も良い)

"Moon" - Official Trailer [HQ]
(記事投稿時なら視聴可能)
http://youtu.be/twuScTcDP_Q