SFや映画通ほど騙されない SF映画『ミッション:8ミニッツ』

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2011年アメリカ制作。93分。(原題SOURCE CODE)
監督は「月に囚われた男」のダンカン・ジョーンズ
傑作SF映画の「月に囚われた男」の監督だけあって
期待を裏切らない、素晴らしい出来の映画。
何故、主人公はあの密閉されたカプセルを絶対に
壊すことも出来ず、出る事は不可能なのだろうか?
本映画を見ていくと数々の疑問が出てきて、
映画冒頭から引き付けられてしまった。
2006年のアメリカのSF映画「デジャヴ」を思い出した。
それに死んだら、自動的に元に戻されるとかいうのは、
ゲームの自動ロードシステムを思い浮かべた。
映画の出来自体は良いのだが、やはり恒例のタイトルが悪い。
何でこうにも中学レベルの英語のタイトルをつけてしまうのだろうか。
何かこうじゃなくちゃ駄目みたいな決まりでもあるのだろうか。
そのままタイトルはソースコードでいいんじゃないか。
映画の終盤でスローモーションになるシーンで終わった方が
すっきりしたかも知れないが、あえてそこは捻りを入れたんだろうと思う。
月に囚われた男」の監督ダンカン・ジョーンズの事だから・・・。
月に囚われた男」も本映画も限定された状況下で
現状を打破すべく奮闘する男を描いている。
私の好みの作風で、今後とも大いに期待出来る監督である。
綺麗な終わり方の映画で大抵の人は本映画を良作と言うだろう。

'Source Code' Trailer
(記事投稿時なら視聴可能)
http://youtu.be/NkTrG-gpIzE