コメディ映画ならフランスだよな 『ミックマック』

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監督ジャン=ピエール・ジュネ。2009年フランス制作。105分。
(原題Micmacs a tire-larigot)
フランスは世界でも有数な軍事大国である。
フランスの兵器の輸出は大規模に行なわれていて、
その兵器は世界各国で使われている。
フランスの歴史は兵器の発明の歴史と言っても過言ではない。
もしフランスという国が無かったら、戦争の歴史が(大幅にはまでは
言えないとしても)変わっていただろう。
フランス人はなかなか手が器用で工芸や機械ものは昔から得意だ。
本映画はティム・バートンの「チャーリーとチョコレート工場
の様な雰囲気の映画で、この様なものは邦画にはない。
また独特のユーモアがあり、色使いも音楽も物語も演出も個性的である。
ジャン=ピエール・ジュネの映画の常連の役者がやはり出てくる。
あのアメリの監督なので、少しは気持ち程度には期待してみようかと
思ったが、物語的には期待は出来ないなと思ったら、やはりそうだった。
アメリオドレイ・トトゥの可愛さでもっているようなものだから。
かわいい計算機娘(Marie-Julie Baup)が出ているから、まあ及第点とするか。
バジルのハンドクラップがとても印象的だった。

Micmacs a tire-larigot - Bande annonce finale
(記事投稿時には視聴可能)
http://youtu.be/Jow4KPNfGGo