奇想天外な発想のSF映画 『TIME/タイム』

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時間(命)が通貨の代わりになる奇妙な世界。

2011年アメリカ制作。109分。(原題IN TIME )
こういう発想は無かった。
しかし、あんなに簡単に時間を盗まれてしまうと問題続出で
もし、あの様な事が可能になったとしても実用化は、
(本映画のようなシステムだと)されまい。
あんなに簡単に時間を他に移動可能になれば、
故意に移動させ(苦しんで死ぬような描写が無かったので)
今よりも簡単に人は自殺してしまうだろうと思われる。
どんな桁の時間であっても描写的には十数秒程なので、
十数秒で何ら準備もなく、苦しむ事もなく、死ぬことが
可能になれば、人口増加の懸念どころか、
(気軽に自殺する事が可能になる為に)
自殺により、世界人口は急速に減り続けてしまうと思われる。
まあ、その様な心配はあるまい。
絶対にこの様な世界などはくる訳がないのだから。
映画の冒頭で、主人公の家にいた女が若いものだから、
てっきり細君か、或いは恋人だと思っていたが、
まさか母親だったとは!冒頭で驚いてしまった。
これで掴みはOKである。
母親も何故、時間を加算させずにいると自動的に
今日死ぬのが判っているのに、朝からのんびりしているのかが判らない。
もし、この様な世界ならば、その日、その時に慌てるのではなく、
遅くても数日前には何らかの手立てを考えて、加算しているはずなのに。
(これは映画だという指摘はさておき)
ここまで引っ張っておいて、母親を息子の目の前で
死なせるのはあんまりだと思ったが、最後の最後で、
あそこに繋がる訳か、伏線だったのか。
本映画のヒロインのAmanda Michelle Seyfriedが綺麗で、
可愛くて、とても魅力的で印象に残った。
Amanda Michelle Seyfriedという女優を初めて知った。
それにしてもキリアン・マーフィーが演じる、タイムキーパーが嫌な奴。

In Time Movie Trailer 2011 Justin Timberlake
(記事投稿時なら視聴可能)
http://youtu.be/efNzhEKm3w4