今回は、傑作ドキュメンタリー番組
『知られざる世界』を紹介。
1975年4月6日~1986年12月28日まで
毎週日曜日(22:00~22:30)に放送された。
懐かしい番組である。
番組が始まる時の冒頭の音楽がたまらない。
この番組の後、「花の係長」(園山俊二)を見るのが、
私の小学生時代の深夜の定番であった。
この『知られざる世界』は科学の世界を教えてくれた。
何故?どうしてという疑問を氷が溶ける様に
見事に解決してくれた。
今の世の中、どうしてこういう番組がないのか。
理系離れと嘆く前、こういう番組を放送した方が
くだらんクイズ等を流すよりも余程有益だと思う。
私は文学が好きだが、科学、理系は国力であり、
我が国の要でさえあると思う。
TV局も低視聴率で悩んでいるらしいが、
この番組を再放送した方がよっぽど視聴率を取れるだろう。
こういう硬派な良質な番組を待望する人は結構多いと思う。
今となっては、こういう番組はNHKの独壇場である。