『人形・蔵書票作家 中嶋清八Ⅱ』

イメージ 1

イメージ 2

先日、人形作家・蔵書票作家の
中嶋清八さんのwebサイトを見ていたら、
とても素晴らしい蔵書票が載っていました。
今回の蔵書票は、中嶋清八さんの自票で、
また実験段階であるので、売り物ではないという事ですが、
特別に譲って頂きました。
前回の蔵書票も素晴らしくて、気に入りましたが、
今度見た蔵書票も大変気に入りました。
試作だそうですが、非常に丁寧さが感じられる作品です。
中嶋さんの作品への愛情がひしひしと感じられます。
この蝶と花と女二人の蔵書票は、図柄が最高です。
女の表情がとても良い。
一人は目をつぶり、一人は目を開けている。
女二人の髪のばらつき加減が何とも言えない。
またアクセントの花と蝶も良い味を出していると思います。
言葉で表現するのは難しいですが、
何というか、自分と感性の波長がとても合います。
なかなか波長が合う作家、作品と出会うには難しい。
この世の中では、星の数ほどの芸術家の作品が存在しますが、
自分の琴線に触れる程の作品に出会うのは僥倖であって
容易いことでない。

中嶋清八さんのブログ
(彼の素晴らしい作品群を見る事が出来ます)
http://53435481.at.webry.info/