錦絵新聞 芳幾画 『東京日々新聞九百三十三号』(1875)

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今回は、芳幾画 『東京日々新聞九百三十三号』を紹介。
これは、錦絵新聞の先駆けと言われ、
『東京日々新聞』(毎日新聞の前身)の記事を元に作られたもの。
九百三十三号(明治八年二月十四日)とは、元の新聞の号数である。
記事の概要は、粗暴により離縁された、喜三郎が
前妻のおしん宅に忍び込み、おしんの口に短刀を突き立て、
殺害した事件である。
記事は短刀となっているが、視覚効果を狙い、
わざわざ大刀に変えたのだろうと言われている。
今回紹介したのは、錦絵新聞の傑作として、大変名高い。