その中で今、活躍中の漫画家・イラストレイターである、
丸尾末廣を紹介したい。
今回、書影を挙げたには、丸尾末廣の著作の中の一つ、
『新世紀SM画報』である。（2000年8月に朝日ソノラマより刊行）
大変見ごたえの有る、大型本で、イラストや漫画が収録されている。
丸尾末廣は日本の漫画というか、
イラストレイターの中でも異色であり、
他の追随を許さない存在である。
丸尾末廣のどこか懐かしいレトロ調のイラスト、
或いは漫画は人々に衝撃を与える。
やはり、芸術とは美術とは良い意味、
本来の意味定義として、
個性的、独創的でなければならないと私は思う。
その人で無ければ、創造（想像）する事が
出来ない世界を構築する事こそが、
芸術であり、また重要だと私は思う。
「パノラマ怪奇館」のチラシは
後楽園のお化け屋敷の広告で、
総合演出は「大駱駝艦主宰 麿赤児」となっており、
音楽監督は「ジョン・ゾーン」となっている。
ジョン・ゾーンと丸尾末廣の関係は深く、
ジョン・ゾーンのCDジャケットには丸尾末廣の
イラストが使われているものも有る。
