2006-12-30 昭和二十年代古書 横溝正史著『白蝋怪』206冊目 #その他文学 今回は、横溝正史著『白蝋怪』を紹介する。 この本は蒼生社より昭和二十四年四月刊行。価120円 これは終戦後に膨大な数が刊行された仙花紙を使った 粗末な本で、勿論カバーは無い。 当時国民は娯楽に飢え、本が飛ぶように売れた時代であった。 この頃の本の表紙は毒々しいのが特徴である。