5月24日上温湯隆の冒険 長尾三郎著『サハラに死す』講談社文庫(1987年)19冊目

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今回、紹介する本は一人の青年の冒険を綴った本である。
この本に登場する、22歳の青年上温湯隆は1975年にサハラ砂漠横断途中で死亡。
本書は残された日記、手紙などから、青年の行動を辿ったものである。
この本も私は数回読んだ。
今となっては、有名な本では無いが、私は感動を覚えた。
こういった物語こそ映画化されるべきだと思う。

目次

サハラが俺を呼んでいる(アフリカ第一歩
わが友、サーハビー)
サハラ横断への挑戦(サーハビー、さあ、出発だ!
水はあと一滴しかない
"幻の都"トンブクツーへ着いた!
孤立無援、もう一銭もない
サーハビーが死んだ!)
挫折そして再起へ(旅は終わりだ、傷心と絶望の涙が…
俺は本当にサハラに敗れたのか
ラゴスの苦悩、再起の日々)
死への旅立ち(俺は命あるかぎり、お前に挑む!
サハラ砂漠に燃えつきた愛と死)