大好評連載中 漫・F・小太郎大先生閣下コラム 『ユーワクとボンノー(ボーズとボイン)』

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ネット通販なんかで、誤注文の言い訳として、
うちの子供がうっかりとか飼い猫がうっかりとか、そんな事例は多いよな。
独身で別に既婚者で無くても、何故か家の中に子供さんが居て、
うっかり子供さんが操作しましたとかあるし・・・。
俺もブログをやっていて、アクセス解析を導入してから思うことなんだがYO
某大企業だの某NHKだの某マスコミだの某官公庁だの某出版社だの某私大だの
某国立大だの某米軍だの・・・農林業から日本を代表する巨大総合商社まで
殆どの業種からアクセスがあるのな。

国で言うと、北海道から沖縄の日本各地、アメリカ、ロシア、イギリス、フランス、ベルギー、
イタリア、ドイツ、オランダ、スペイン、ポルトガル、中国、韓国、台湾、タイ、トルコ、ギリシャ
ウクライナルーマニアノルウェイフィンランドスリランカキプロスセルビアマケドニア
スロバキアチェコ、スイス、バチカン市国オーストリア、カナダ、エジプト、フィリピン、
マレーシア、シンガポール・・・・とかいろんな国から来ているのな。

まあプロクシという可能性も多々あるし、それにうっかり間違って来ちゃう場合があるよな。
まあ、アレだ。最高学府の学生さんだの、高校大学の教員だの、公務員だの、官僚だの、
大企業の社員とかマスコミとか米軍の方だのの立派な方が、そんな嫌らしい単語で
検索なんかする訳はねえよな。きっと何かの間違いだろうと思うんだな、これが。
そんな人様に言えないような、子供や親や友人や同僚や妻に言えないような単語で
検索する訳ねえよな。きっと何かの間違いだと思うよ。
大企業だのマスコミだの官公庁だの出版社だの大学だの米軍だのに、
たまたまさ、「某赤ちゃん」とか「某幼児」とか「某猫」とか「某犬」とか「某鳥」とかが居てさ、
うっかりクリックしたり、うっかり「エロ」とか「エロ写真」とかを検索してしまうんじゃね?
ドミノ倒しみたいな感じで、連鎖が連鎖を呼ぶ感じで、
まあ判りやすく言うつーと宝くじで連続1000回一億円が当たるような確率でさ。
よくカラスの置き石とかあるじゃんYO
あんな感じで、うっかり間違って来ちゃうパターンって結構多いと思うんだが。
「赤ちゃん」とか「幼児」とか「猫」とか「犬」とか「鳥」のいたずらなら、しょうがないよな。
よく子供の頃さ、小学校の時とか、校庭とかに「迷い犬」とか来たじゃん。
あんな感じで、たまたまだったんじゃないかなと思うYO

まあ、アレだ。日本には過労死とかあるよな。サービス残業とかな。
普通の国の人の考えはこうだ。さっさと仕事をして、その日の仕事を
就業時間内に片付けて、それ以降は自分の人生を楽しむんだな。
ダラダラと仕事をしたり、しなかったりしているつー企業が全部とは
言わないにしても有るにはある。その証拠は俺のブログのアクセス解析だ。
まあダラダラと”仕事をしているフリ”をしつつ、俺のブログに間違ってきちゃう奴もいる訳だ。
部下に説教しつつ、変な単語で検索して、俺のブログに間違ってきちゃう管理職もいる訳だ。
まあ「赤ちゃん」とか「幼児」とか「猫」とか「犬」とか「鳥」とかのいたずらの可能性も否定出来ないな。
大企業だのマスコミだの官公庁だの出版社だの大学だの米軍だのに、
たまたま「某赤ちゃん」とか「某幼児」とか「某猫」とか「某犬」とか「某鳥」とかが居たんだな、これが。
俺はそう思うことにしている。出来るだけ、そう思うことにしている。

まあ、それは置いておいて、大抵の男はエロが好きだよな。
世界各地、好色本と言われる、エロ風味の小説が存在する。
世界で一番高度に発達したのは、フランスだと思う。
イギリスやドイツにも勿論、それらはあるが、フランスには適わない。
作者の数、作品の数、フェチのレベルやカテゴリ数が比較にならないほど多い。
仮にイギリスやドイツが部落や村レベルだと仮定するならば
フランスは大都市レベルである。
エロというものを追求、研究、または堪能したかったら、
イギリスやドイツよりもフランスに行くべきだ。
フランスは好色本やそれに付随するものが他と比較して突出し過ぎている。
フランスという国が無かったらエロの概念は今とは違ったものになり、
今よりも味気ないものになったかも知れない。

まあ、それはさておき、男はエロが好きだよな。
それは坊主も同様だよな。
聖職者は古今東西、女人を禁じているものが多いよな。
聖職者にとって、それは最大の誘惑であり、煩悩であるんだな。
人口の半分の内、思春期に達した男なら誰でも判ることだよな。
(特殊な性的志向者は除外)
それは絵画によっても描かれてきたつーわけだが。
日本の仏教でも坊主は女人禁制であって、
もしその禁を破った者は罰せられたんだな、これが。
映画の話だが、「魔界転生(1981)」でも
宝蔵院胤栄が女に対する煩悩で苦悩する姿が描かれているわけだが。

一番最初の絵は、「聖ウルフガングと悪魔」
Michael Pacher (1430-1498)
悪魔が聖人ウルフガングに必死に本を見せている絵。
どんだけ悪魔必死やねん。
聖書の矛盾、不合理を諭しているかのようだ。
「ほれ、見てみい。ここ可笑しいやろ。どう考えてもちゃうやろ。
ここや、ここ見てみい。な、おかしいやろ」
北風と太陽の話と同様にびくともせんわな。
風林火山。動かざること山の如しだな。
聖人ウルフガングは視線さえ向けへん。
シカトやん。

次は「聖アントワーヌの誘惑」
Martin Schongauer(1450-1491)
今度は物理攻撃してきたが、
グロいばかりで、また風林火山
動かざること山の如しだな。
全然、ダメージくらってないやん。

三番目は「聖アントワーヌの誘惑」(1897)
Lovis Corinth(1858-1925)
これは凄い攻撃だ。
これは相当ダメージをくらっている。
今にも破裂しそうや。
辛抱たまらん状態や。
お楽しみ袋が今にも破裂しそうや!
「ほれ、いいおっぱいやろ。好きにしてもええんやで。
ボインは赤ちゃんのためにあるんやないんやで、
あんさんのためにあるんやで。
ほれ、お肉もあるし。美味しそうなお肉やろ。食べてええんやで。
どうせ、はかない命。キリストはんを拝むより
うちらの観音様を拝んだほうがええのんと違う?あたいらと楽しまへん」
誘惑の象徴の蛇がおり、快楽の象徴の林檎が描かれ、
はかない人生の象徴である、頭蓋骨も描かれている。

フェリシアン・ロップス 『聖アントワーヌの誘惑』 (1878年)でも
女体(エロス)の誘惑に苦悩する、聖アントワーヌを描いている。
「よっこらせ。キリストはんは、こっちにかたしておくわ。
その代わりに、これをあんさんに見せたるさかい。
どや?たまらんやろ?どや、ええ女やろ?辛抱たまらんやろ?
な、いい加減信仰やめたら、どや。おこるでしかし。
な、信仰やめたら、この子好きにしてええんやで。
いいお乳しているやろ。な、あんさんが信仰をやめれば、
この娘はあんさんのもんや、どや、考えなおさへんか?」

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