漫画 丸尾末広「パノラマ島綺譚/芋虫」

著者 丸尾末広 
原作 江戸川乱歩
「パノラマ島綺譚」
ビームコミックス
2008年3月7日初版初刷発行

魔神・丸尾末広が、江戸川乱歩
代表傑作を、奇跡の完全漫画化!
三年余の沈黙から覚醒した、
日本漫画界が世界に誇る魔神・丸尾末広
満を持して、巨星・乱歩の歴史的傑作に挑む!
満都震撼、ファン感涙、天下無類の、
極上怪奇幻想譚! ここに奇跡の降臨!
(本書紹介文より抜粋)

著者 丸尾末広 
原作 江戸川乱歩
「芋虫」
BEAM COMIX
2009年11月6日初版初刷発行

乱歩×丸尾、最凶の問題作。
猛毒にして絢爛たる禁忌の扉が今、開く。
手塚治虫文化賞受賞作『パノラマ島奇譚』で、
世界を震撼させた漫画界の魔神が、
再び、巨星・乱歩の原作に挑む。
今度は、乱歩全作中…
いや、日本文学史上、最も危険、最も禁忌。
丸尾末広が今、恐るべきその本領を、全面開放する。
(本書紹介文より抜粋)

21世紀初頭から丸尾末広の漫画は買っていなかった。
あれから20年以上経過したが買って読んでみた。
丸尾末広は懐かしさを覚える。
初めて彼を知ったのはまだ若い頃で1980年代のことだ。
丸尾末広でとてもインパクトがあったのは
1988年発売の「江戸昭和競作 無惨絵―英名二十八衆句」
で今でも好きな画集である。
今回紹介する「パノラマ島綺譚」「芋虫」の2冊の原作は
江戸川乱歩であるが、2冊とも丸尾末広が描く、
おどろおどろしい絵にとても合致している。